【修復歴車の定義3】
- 2009.01.18 Sunday
- 11:13
それではいったい、どこを交換もしくは修理して修復歴になるのかを、具体的にご説明いたします。【修復歴車の定義1】【修復歴車の定義2】でご説明していますので、ドアやボンネットを単体もしくは多数交換したからといって、修復歴にはならない事は、おわかりいただけたと思います。ちなみに、市場を流通している修復歴車は、車体前部の修復歴が半数以上を占めます。
1)サイドメンバーを交換、または修理したもの。もしくは、曲がったり歪んだ現状のままのもの。
2)クロスメンバーを交換、または修理したもの。もしくは、曲がったり歪んだ現状のままのもの。
3)フロントインサイドパネルを交換、または修理したもの。もしくは、曲がったり歪んだ現状のままのもの。
4)リヤインサイドパネルを交換、または修理したもの。もしくは、曲がったり歪んだ現状のままのもの。
5)ルーフパネルを交換したか、交換が必要な状態のもの。修理状態が悪いもの。
6)トランクフロアーを交換、または修理したもの。もしくは、曲がったり歪んだ現状のままのもの。
7)ピラーを交換、または大きく修理したもの。
8)ステップインナーを交換、または修理したもの。もしくは、曲がったり歪んだ現状のままのもの。
9)フロアー(床)及びフロアーフレームが破損したり、極めて大きな凹が生じているもの。
10)修正された箇所は不明でも、ステップやパネル接合部などに、フレーム修正機のボディー 固定具やクランプ跡があるだけで、修復歴扱いする場合が多い。
以上のような例が、通常みられる修復歴です。