【常に取り付けボルトを疑う3】
- 2010.05.10 Monday
- 22:35
JUGEMテーマ:事故車修復歴車
最も手付かずの状態で、カモフラージュされることもなく放置されるのが、3のステップ付近のこの位置のボルトです。しかしながら地面に近いため、ほとんどの場合汚れていますので、汚れを拭きとっての確認が必要です。 フェンダー下部の3のボルト位置です。
ボルトの回し跡を発見することによって、フロントフェンダーが板金ではなく交換であると判断した場合、その周囲のインナーパーツ(骨格になる部品)へのダメージも疑ってください。板金と交換では、交換の方が事故歴、修復歴が隠されている確率が数倍高くなります。また、パネル単品の交換よりも、複数になればなるほど修復歴が隠れている確率が高くなります。
例えば、車体前側の修復歴が隠れている確率を数字で表すと、1パネル30%と覚えてください。要するに、左右フロントフェンダーとボンネットが交換されていれば、90%の確率で修復歴が潜んでいます。フロントフェンダー1枚とボンネットでは、60%ということになります。ですから、車体前側フロントが3枚セットが全て交換されている場合は、修復歴が発見できなくてもあきらめずに、徹底的に痕跡を探しましょう。
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