中古車には中古部品を1
- 2013.04.21 Sunday
- 12:01
JUGEMテーマ:愛車を売るなら高額で
以前ヤフーオークションで落札していただいた方から、中古車の探しの依頼をいただき、無事良質車が見つかりました。
中古車の多くは、不具合の個所があり、そこを修理してから引き渡す場合があります。エンジンやミッションなど、致命傷になる部分が壊れているケースは少ないですが、電装関係など細かい部分の不具合はよくあります。
今回のケースは、エアバック警告灯です。
この警告灯は通常、メーター内にありこんな感じで点灯します。
この警告灯が点灯しますと、事故発生時に正常にエアバックが正常に作動しません。まあ、昔の車はエアバックがついていませんので、それを考えると、そんなに気にする事もありませんが、車検が通らない場合があります。
私の乗用車でしたら、そのまま乗り続けますが、お客様に納車する車ですので、そうはいきません。ディーラーで診断機をかけて、故障個所と見積もりを出します。エアバックコンピューターの不良で、¥11万とちょっとの見積もりです。笑うしかないです・・・・・
そこで登場するのが、中古コンピューターです。
ヤフーオークションで、熊本にそれらしきものがあったので、適合するか調べてもらい、取り寄せしました。それがこれです。
前期モデルも後期モデルも共通品番であることも判明しました。
早速、不具合のあるエアバックコンピューターの取り外しにかかります。バッテリーのマイナス端子を外しておきます。センターパネルの奥、ヒーターケースの裏に、ぎゅうぎゅう詰めで、固定されています。取り外すとこんな感じです。
黄色のハーネスがエアバック系のもので、コンピューターから3本引っこ抜いて、取り外し完了です。中古コンピューターを取り付けたら、復元して終了。エアバックランプは気持ち良く消灯です。
本日無事、引き渡しできました。
まだまだ、ディーラーにまかせきりで、高額な修理代を支払っていらっしゃる方も多いですが、少しだけ手間がかかりますが、数万円の節約になります。もっと高額な部品ですと、数十万円の差がでてきますので、デイーラーで診断>>>>一般の整備工場で中古部品で修理するパターンを一度お試しください。