エアコン作動時、室内から異音がする DIY

  • 2014.09.18 Thursday
  • 10:10

室内でセミが鳴いているかのような音が、古めのトヨタ車から聞こえる事が多くなってきました。エアコンを室温25〜26度 くらいに設定し、外気温があまり高くない朝や夜などに、ダッシュ奥から、「ジリジリジリジリ」的な音が聞こえます。なり始めると、何時間もなっていますので、耳障りなに感じる方も多いと思います。

 

 

 




平成13年〜18年くらいまでトヨタ車に多い気がします。

「あ〜 うちの車もなっている」と思われた方も多いと思いますが、別に不具合は感じないので、放置している方が多いと思いますが、中古車で購入したばかりの方は、この音が出始めると気になってしょうがないと思います。

原因は、エアコンの温度調整を行うサーボモーターの異音です。正式名称は「エアミックスダンパ」といいます。



↑↑↑↑ 外した画像です。
ついている位置は助手席か運転席の足元、センターコンソール側です。
数本のビスでとまっているだけですので、ビスを外してカプラーを抜くと外れます。
作業しやすい位置に取り付けられている場合は、2〜3分の作業ですが、足踏み式サイドブレーキペダルが邪魔になる場合は、
初めての作業は、1時間くらいかかる場合があります。



順序がバラバラに画像をUPしていますが、これが外した状態です。

↓↓↓↓↓ 修理したものを取り付けた状態






不良のエアミックスダンパを車体側から取り外して、分解した画像
↓↓↓↓↓




ここまでできれば、ほとんど終わったようなものです。
なぜなら、修理といっても右手に見える円盤についているシリコン系のグリスをふき取れば、修理完了だからです。






こんな感じで、麺棒やティッシュなどできれいにしちゃってください。
後は、してきた作業をまき戻して取り付けていけば終了です。

エアミックスダンパの殻割り(ツメをあおって、2分割にする)する際に、ツメをあおるので割れてしまいます。
ケースを合わせる際には、タイラップなどで縛り上げてください。



↑↑↑↑↑ 割れてしまったツメも写りました

異音の原因は、劣化したグリスが通電の邪魔をして、モーターの動きが定まらなくなってしまっているということです。

ほんとうは、新しいグリスを塗布する必要があるのですが、ケースのハジの方に散らばったグリスをちょこちょこと、塗って完了しています。その後問題はでていません。
気になる方は、ホームセンターなどで通電を邪魔しない接点保護タイプのグリスをご購入ください。

ディーラーで作業すると、サイドブレーキペダルも脱着しますので、¥20.000ほどとられます。このエアミックスダンパの取り付けビスを外すさい、何本かは手探りで回す必要がある場合が多いので、ミニラチェットやミニドライバーなどを用意しておくと、作業が早いです。普通のドライバーだけでは、ビスまで届きません。

かかった費用は、タイラップ(長め)1本¥10円だけです。

 

 

 

 

 

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